2-7 流れに乗って走ろう


  実際の交通では、貴女は一人で走っているわけではありませんね。

他の沢山の車と一緒に交通の流れのなかで走っているわけです。
そして、安全なドライブのためにはこの「流れ」を乱さないことが重要になります。


 では、逆に流れを乱す運転とはどんなものでしょうか?

だいたい想像がつくと思いますが、

・ 急に割り込んでくる。

・ 意味の分からないブレーキを踏む

・ ウインカーをつけずに曲がる、車線変更する

・ 一定の速度で走らず、自分勝手にスピードを変える

他にもあると思いますが、こんな感じ、ですよね。


 と言うことで、流れを乱さないためには、何が必要なのでしょう?
先ほどの悪い例の共通点を探すと、 要は、

他の車のことを考えていない、

と言うことになると思います。

 と言うことは、流れを乱さない走りとは、
相手のことをよく考えた、他のドライバーにブレーキを踏ませたり、
ハンドルを切らせたり、ハッとさせるということのない運転、

 つまり、他のドライバーから
予想のつかない速度の変化、
予想のつかない動き、
と言うものが無いようにすることなのです。


 スムーズに流れに乗って走るのに、まず重要なことは、
自分の走っている車線の前後の車の流れをよく観察することです。

特に自分より前にいる車たち。

時々見かけませんか?
前の車との車間距離を一定に保てずに、
チョコチョコとしょっちゅうブレーキランプを瞬かせている、
そんなドライバー。


 彼、彼女たちは、
おそらく直前の車のテールランプしか見ていないのではないかと思います。

だから、前の車のブレーキランプが点くと焦ってブレーキを踏み、
ちょっと車間がつまると、焦ってブレーキを踏む、
ということを繰り返していると思われます。 


流れに乗って走るときは、もっと視線は遠くへ置くと楽です。

直前の車の、その前、
さらにもう一つ前ぐらいの車の動きを注意して走るようにすると、
スムーズに流れに乗ることができます。


 これは、前の方で何か原因があってスピードが落ちて来た場合、
3台前の車を見ている貴女は、その車が減速しているのを見て、
いずれ自分の車も減速しなければならないことをあなたは知ることができるからです。


ですから、既にアクセルから足を離そうか...
という体勢になっているわけです。


従って心の準備ができている貴女は、余裕を持って減速できるわけですね。

もしかしたら、早くから減速の体勢に入ることで、
アクセルから足を離しただけで済んで、
ブレーキを踏む必要なく行けるかも知れないですね。


直前の車は、いやでも視界に入っていますから、心配しなくても動きはわかります。


 このように、前の前の方に意識を持っていくことで、
次に自分に起こることがわかるので、ストレス無く、
スムーズに走ることができるのです。


 占いで、明日起こることがわかっていたら、
気も楽で、上手く出来事をこなすことができるでしょう?

前の前の方を見て走るというのは、そんな感じに似ているかもしれません。


 そして、道を曲がるなど、今までの流れから外れる動きをする時は、
周りの車に早くから自分の意志を伝えることが大事ですね。


 ときどき、ウインカーを出さずに、
もしくは1回だけ瞬かせただけで車線変更や、右左折をするひと、いますよね。


突然、何も無いのにブレーキを踏み減速して、
最後にチカッとウインカーをつけて曲がったり...

そういう人を見ると、そのときは特に危険を感じたりするわけではないんですが、
なぜかムカつきますよね。
それは、

「予測していないことをやられたから」
と言うことだと思います。

ムカついただけですんでいるうちはいいですが、
こういうことが事故のきっかけになることもあるわけです。

最悪の場合、どうなるのかは想像してみてください 。


 もちろん、運転美人を目指す貴女は、
他人に不快な思いをさせることは避けたいですよね。

なので、ウインカーは、最低3回できれば5回ぐらいは点滅させて、
周りに自分の意志をはっきり伝えてから行動して下さい。

周りの車に自分がこれから何をしようとしているのかはっきり伝えるのは、
スムーズに走る上で大切なことです。

「そんなことをすると、車間をつめられたり嫌がらせをされる」

と言うひともいましたが、そういう嫌がらせをするドライバーは、
最初から生きている階級が違うと思って放っておきましょう。

相手にするだけ無駄です。

こちらはあくまでも「エレガントに」です。



2-8  ちょうどいい車間距離って? 


車間距離を貴女はどのように計っていますか?

教習所では、40Km/hなら40m、100Km/hなら100mなんて教わったと思いますが、
実際にはもっと狭い間隔で走っているものですし、
第一どうやって40mとかを計っていいのかわかりませんよね。


そこで、私は車間時間というものを提案したいと思います。

前の車があるポイント
(たとえば、横断歩道とか、目印にできればなんでもいいです)を通過してから
自分の車がそこを通過するまでの時間です。

これを2秒ほどにするのがいいと思います。

前の車が目印を通過した瞬間から、
「1と2と3」と数えたときに(0と1と2、でもいいですよ)
自分の車がそこを通過するように車間を保ちます。

この計り方だと、例えば40Km/hなら約22mの車間になり、
100Km/hなら56mほどの車間になるわけです。


速度が何キロでも、同じ計り方で対応できるので便利ですね。

この2秒というのはヨーロッパ辺りでいわれている標準のようですし、
私が走った実感でもこんな感じがちょうどいいと思います。


教科書の40mや100mが気になる方は、3秒から4秒の時間を取ってみて下さい。

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